ぴあのオフィス便り
出張ピアノ演奏・ピアノ教室
公立中高一貫校!入試対策から思うこと(1)
「公立一貫校 超難関」
昨日の読売新聞の夕刊、一面の大見出しがコレ。
保護者説明会では、たくさんの人が集まっているようですが、一般的には、実際どんな制度なのか、さっぱりワカラナイ…というのが実情ではないでしょうか?
私も、つい最近まで、公立中高一貫校というのは、いわゆる私立の中高一貫校(高校募集のない学校)の公立バージョンなのかな!?ぐらいの認識しかありませんでした。

公立中高一貫校…実は昨年から数年ぶりに学習塾に戻って中学受験の指導を再開したのですが、たまたまそこで、この公立中高一貫校の入試対策クラスも夏・冬の2シーズン講習会で受け持つことになりました。公立中高一貫校自体が、まだ歴史の浅い制度である上、私自身も一般的な私立受験とは違って殆ど何も分からない状態…ですが、ピアニスト業をしながらこの公立中高一貫校対策クラスを受け持っているのは、日本中探しても、もしかしたら私だけかも!?と、勝手に思って、この中高一貫校が求めているであろう「教育」の意味を、私なりの視点で考えてみたいと思います!

記事では、入試対策として作文の特訓を行う学習塾が出てきた…ぐらいにしか書いていなかったのですが、この作文指導というのが、中高一貫校を読み取る大きなポイントでしょう!
そして、ここでは、具体的な授業の様子というより(プライバシー保護の問題もあるので)、もっと広い視点で、作文指導から導かれるもの、受験勉強から何を学ぶべきなのか、そして学んだことを、どのように財産にして行けるのか?また、受験(受かる・落ちる)ということからピアノ・コンクールに思うこと…にも繋げていきたいと思います。

教育「産業」を数々見てきた立場で、あえて言うなら、教育は、社会が請け負う「義務」であり、「希望」であり、「文化」なのだと思います。利益を省みない尊いこと。それは、生徒や保護者をお客様にするのではなく、もっと広い視点で、全ての大人が全ての人の為に社会に還元していくこと…なのだと思います。けれども、いつの間にか、それは利潤追求が目的のはずの企業(学習塾)へと、現場が移っていったのも事実でしょうし、そこにあるのは、いつの時代も変わらない、親御さんたちの「良い教育をわが子に与えたい…」という切なる思いがベースにあるのでしょう。少し矛盾しているように感じる、これら現場にいて感じる様々な立場の「思い」を交えながら、連載して行きます!
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ピアノ演奏:水野沙織

2007.11.11 録音

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